シェフの日日是好日


エノレア アルテシンポジオのシェフ 荻堂桂輔の戯言集  
by artesimposio

Aosta

Vol.3ヴァレ・ダオスタ初日

初アオスタです。
アオスタはアルプス山脈がど真ん中にあるその名もアオスタ渓谷州の州都です。
さすがど真ん中というだけあって北も南の西も東もアルプスです。
この天然の要塞に、かのローマ初代皇帝オクタヴィアヌスもガリア遠征のためにここに幕領を張ったようで
アオスタの駅を出るとオクタヴィアヌスの銅像が出迎えてくれます。


ホテルを探そうと繁華街を通り抜けますが、
土曜の夜の街を子供たちが走ってます。

・・・・えっ?ここってイタリア?
って思えるぐらい平和な町みたいです。結構観光客も多いですし。
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ホテルを見つけたのでとりあえずレストラン探し
アオスタの1ツ星のレストラン ヴェッキオ・リストロへ行ってみるが満席。

うろうろしながらようやく見つけたお店は
プレトリア門の中に店を構えるヴェッキア・アオスタ。(ホントに門の中にお店があります。ちょっとびっくり)
アオスタの郷土料理を楽しめる店のようです。
PM10:00をすぎていましたが、入れていただきました。スミマセン。

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Donnas ドンナス Nebbiolo85% Freisa e Neyret15%
ドンナス(地名)で生産されるワイン。
華やかでいかにも高冷地でネッビオーロが生産されるとこうなるのだなぁと感じるワイン。
私好みです。


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王道、フォンドゥータ アッラ ヴァルドスターナ〈アオスタ渓谷州風フォンドュー)。
ピエモンテーゼ(ピエモンテの)と作り方は同じみたいです。
卵黄が入るので下の火も申し訳程度。
じゃないとモロモロになっちゃいますよね。
添えてあるクロスティーニがサクサクです。

やっぱりフォンティーナは最高フォンティーナじゃなきゃフォンドゥータは作っちゃだめです。



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アオスタのサラミの盛合わせ
ラ・ル・ド旨い!!

真ん中にあるのはマロングラッセ、これを添えるのが伝統だとか、、。



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アオスタ風ミネストローネ
お米の入ったミネストローネです。
ほっこりします。。。



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アオスタ風ラザーニャ

フォンティーナがたっぷり乗ってオイシィー!!!


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〆は栗のムースのテゴリーノのせ

本場のテゴリーノはネチッとしてるのね?



アオスタのワインは一様にして赤はライトボディ、白はリンゴ酸ですっきりしたなものが多いようです。
標高が高いのも理由のひとつでしょが、これだけこってりしたチーズを毎日食べておればワインは軽いほうがいいかもしれません。
だって食事は毎日ですから、フルボディだと疲れちゃいますよ絶対。
大切なのは食事とワインのバランスですね。


絶対にハイジのオンジの飲んでるワインは軽いはず。




ヴェッキア・アオスタさんおいしかったです。
ありがとう。
by artesimposio | 2007-03-23 22:27

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